よくあるご質問 Q&A
木部に関するご質問・鉄部に関するご質問
【木部に関するご質問】
Q1床用ニスを塗ったあとの手入れはワックス掛けが必要ですか?
特にワックス掛けは必要ありません。日常の手入れは空拭きまたは水拭きで十分です。
Q2床塗装で研磨のあと、床用ニスを塗ったが、表面がザラついてしまった。面を滑らかに仕上げるにはどうしたらよいか?
原因としては清掃が不十分であった、ホコリがついていた、ケバ立ちがあった、うす塗りをしたなどが考えられます。この場合は塗膜をもう一度軽くサンドペーパー(280番程度)で研磨したあと研磨カスを十分に除去し、ホコリの立ちにくい状態の中で再度塗装すれば滑らかに仕上ります。
Q3ワックスで手入れをしてある塗装物の塗り替えはどうしたらよいですか?
初めに住宅用洗剤を水で適度にうすめ全体をよく拭きます。さらに「ペイントうすめ液」で2~3回拭き、乾いてからサンドペーパー(240番)で研磨します。さらに「ペイントうすめ液」で1~2回拭き目立たない部分で塗料を試し塗りし、異常のないことを確かめてから塗装したください。
尚、シリコン系ワックスを使用したものは上記の処理をしてもワックスが残り、塗料が剥れるので塗り替えはできません。
Q4木部に「着色ニス」を塗る場合、節目に「セラックニス」でヤニ止めをすると、吸い込みムラによる色ムラが生じるが、これを防ぐ方法を知りたい
節目の部分だけでヤニ止めを行った場合、吸い込みムラや色ムラが生じやすいので、全体に「セラックニス」を塗ってから着色ニスで仕上げてください。
Q5籐のかごや椅子に透明な塗料を塗りたい、何がよいか
籐は木と同じ性格をもっていますので、油性、水性、ラッカー系のすべてのニスを塗ることができます。
椅子の場合は耐久性からいえば「油性ニス」がよいでしょう。
Q6ニスを塗っても塗見本のように仕上らないのはどうしてか?
素地調整を必ず行なってください。研磨しないとケバ立ちを起こし逆目の部分は塗料を吸い込み易くなり、ザラつきや色ムラが生じます。塗料は塗り重ねますが仕上げ塗りの前にサンドペーパー(320~400番位)で軽くケバとり研磨し、研磨カスを十分に拭き取ることがきれいに仕上げるポイントです。
【鉄部に関するご質問】
Q1鉄製階段の適切な下地調整の方法を教えてください。
初めにさびや剥れかけた塗膜をワイヤーブラシ、皮スキ(スクレーパー)、サンドペーパーなどでできるだけ落とし、ドロやホコリを清掃してから塗装してください。
Q2海岸地帯での塗装で注意することは何ですか?
海岸地帯では波浪や潮風により塩分が海塩粒子となって飛散し、その影響は海岸から数キロにも及び金属のさび、腐食が速く、ときには塗膜が剥れることもあります。
従って、特に外部の鉄部塗装では塗装前に水洗いで塩分をよく落としておかないと、腐食が速く、ときには塗膜が剥れることもあります。 また、通常の場合より塗装回数を増やすなど念入りに塗ることが大切です。
Q3コンクリートやモルタルに埋め込んだ鉄骨の立ち上がり部分は何故さびやすいのですか?
コンクリートは雨水の作用などで、コンクリートに含まれているアルカリ成分がにじみでて、露出している鉄面に塗られたさび止め塗料や油性塗料などの塗膜中の樹脂分を分解し塗膜を劣化させるために塗膜の防食性が低下し、さびやすくなります。
Q4トタン用ペイントはトタン以外にも塗装できますか?
鉄部や木部に塗ることはできます。しかし、アルカリ性の強いモルタル、コンクリート、しっくいなどの面に直接塗ることはできません。
Q5コールタールを塗ったトタンを塗り替えるときの注意は?
塗料中の溶剤で溶け出したコールタールが塗膜の中に、にじみでてまだら模様となる可能性があるのでトタン用ペイント「シルバー」を塗って、十分に乾かしてからお好みの色相のトタン用ペイントを塗ってください。
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