塗り方のポイント
用途
家具、建具、床、廊下、工芸品等屋内木部に。
[1]下地(塗る面の調整)
塗る面の汚れは、まず[イ]うすめた家庭用洗剤で、[ロ]ワックスがけや油汚れ面等のひどい汚れには、ペイントうすめ液などで完全に取り除いて下さい。
はげた所・ワックスを拭きとった面は、サンドペーパーで丁寧に研いでおきます。
表面を平滑により付着性をたかめるためには、全面に#240位のサンドペーパーをかけ、研ぎカスやゴミ等を除き清掃します。
[2]養生する
塗装作業は、汚れてもよい服装で行って下さい。塗る必要のないところや周囲を新聞紙やマスキングテープで養生する。
[3]ニスをうすめる
ニスは使う量だけ別の容器に移し、塗りにくい時は、ペイントうすめ液で少し(5%前後)うすめて下さい。
[4]塗り方
ニスのはげた面は前もって拾い塗りし(1回塗り)、乾いてからサンドペーパーで軽く研ぎ、次に全体を塗ります。
塗る前にはまず塗る手順を考えておきましょう。
先に隅や塗りにくい部分を毛の柔らかいニスバケで塗ります。広い平面にはコテバケが効率的できれいに仕上がります。
一度に厚く塗らないで、均一に塗り1回目が十分乾いてから(約4時間ほど)、2回目を塗って下さい。
2回目の塗り重ねをする前に#320位のサンドペーパーを軽くあて、ゴミ・ケバ等をとって下さい。
淡い色相を望むときは、うすめ液で少しうすめてから薄く塗ってください。
[5]あとしまつ
使用済みの用具などは、ペイントうすめ液でよく洗って下さい。ハケ等は素洗いの後洗剤などでモミ洗いし陰干ししておきましょう。
準備するもの
ニスバケ・コテバケ・受け皿・皮スキ・マスキングテープ・新聞紙・ボロ布・ペイントうすめ液・サンドペーパーなど。
[1]下地(塗る面)の調整
[2]養生する
[3]ニスをうすめる
[4]塗り方
[5]あとしまつ