塗り方のポイント
用途
屋内外かべ、屋内のビニール・クロス(布)、紙のかべ、天井、浴室・台所・押入れなどのかべ、屋内外のモルタル、コンクリート、しっくい、土かべ、プラスター、レンガ、スレート、木部(ベニヤ)などに。
[1]下地(塗る面)の調整
はがれかけた古い塗膜やサビ:ワーヤーブラシ・金ベラなどでよく落とし、塗る面の汚れをきれいにし、ヒビ割れやキズ、小穴はコーキングやパテでうめる。かべ紙の場合は、合成ゴム系速乾性接着剤にて補修貼りする又は、同じカベ紙にて補修貼り又は、コーキング材で補修する。
油汚れ、マジックインキ、クレヨン、テープのあとなど:中性洗剤か、ペイントうすめ液をボロ布にしみ込ませて、十分に拭きとる。
タバコのヤニ: 洗剤を水で適量にうすめ、ていねいにヤニを拭きとる。
カビの汚れ:かびとりで殺菌・漂白したあと、十分水拭き、水洗いをする。
つるつるした面:サンドペーパー等で表面を荒らしておく。
ゴミ・ホコリ:きれいに清掃する。
下塗り:鉄部は必ずさび止めペイントを塗る。脆弱下地は、下塗りシーラを塗る。
[2]養生する
塗装作業は、汚れてもよい服装で行って下さい。塗る必要のないところや周囲を、新聞紙やマスキングテープで養生する。
[3]よくまぜる
使用前に缶の底まで均一になるよう、よくかきまぜる。
[4]塗り方
コーナー、継ぎ目、補修継ぎ目などや汚れの目立つ部分は、あらかじめ小刷毛で拾い塗りをしておき、その後、追いかけて全面を塗ります。
うすめずに塗れますが、5%前後の水でうすめて、一度に厚塗りせず、2回塗りするとより美しく仕上がります。うすめ過ぎるとつや引けやかぶり不良をおこすことがあります。
広い面や天井を塗るときは、コテバケやローラー塗りをすすめます又、高い所はつぎ柄をつけると楽に塗れます。
[5]あとしまつ
塗り終えたら、マスキングテープなどをはがす。
ハケ・ローラー等の用具類は、即ちに水又はぬるま湯で洗う。
残った塗料は、しっかりフタをして保存する。
準備するもの
水性バケ・コテバケ・ローラーバケ・ペイントパレット・つぎ柄・マスキングテープ・新聞紙・ボロ布・カビとり・ペイントうすめ液・中性洗剤・コーキング材・ワイヤーブラシ・金ベラ・皮スキなど。
[1]下地(塗る面)の調整
[2]養生する
[3]よくかきまぜる
[4]塗り方
[5]あとしまつ